2016年12月19日にJALのホームページから国際線の注意がありました。
その内容は、「燃油特別付加運賃」と「航空保険特別料金」についての通知です。
これは、航空チケットを購入するときにおまけでついてくる税金みたいなものと考えればよいのかなと思います。
2016年は、この燃油チャージがありませんでした。
詳細については、以下のものをご覧ください。
燃油特別付加運賃 設定の概要
1 適用期間 2016年4月1日以降の航空券発券分より
2 運賃額 次の運賃額を日本発着の国際線区間に適応
(一人、一区間、片道あたり)
路線 | 2016年3月31日まで | 2016年4月1日から |
日本ー北米(ハワイを除く)・欧州・中東・オセアニア | 7,000円 | 0円 |
日本ーハワイ・インド・インドネシア | 4,000円 | 0円 |
日本ータイ・シンガポール・マレーシア・ミャンマー | 3,000円 | 0円 |
日本ーベトナム・フィリピン・グアム・サイパン | 2,000円 | 0円 |
日本ー中国・香港・台湾・マカオ | 1,500円 | 0円 |
日本ー韓国 | 300円 | 0円 |
以上のように、今までは燃油チャージに料金がかからずに、無料だったのです。
そのため、海外の旅行がとても身近になったと思いますし、旅行会社もよいチラシを出せたのだと思います。例年になく安いので!
これがいつまで続くのか?とみなさん思っていたのです。
先輩方のブログでもいろいろと見てみると、
2017年の2月ごろから燃油チャージがはじまりそうだ。とか。
変更が今後あるとのことです。
これは、これから国際線に乗る予定の方で、OKA-SINなどの修行ルートを検討している方は、今後注意です。航空チケット以外にも、料金がかかります。
では、ちょっとまとめてみます。
Contents
燃油特別付加運賃
JALでは「燃油特別付加運賃」を設定していて、運賃については、以下のとおりです。
ただし、燃油価格の変動に応じて2ヶ月ごとに見直しているようです。
2016年4月1日から2017年1月31日発券分まで
一人、1区間、片道、日本発着の区間設定額
区間 | 旅行開始国が日本の場合 |
日本ー韓国・極東ロシア | 0円 |
日本ー中国・台湾・香港 | 0円 |
日本ーグアム・フィリピン・パラオ・ベトナム | 0円 |
日本ータイ・シンガポール・マレーシア | 0円 |
日本ーインドネシア・インド・スリランカ・ハワイ | 0円 |
日本ー北米・欧州(※1)・中東・オセアニア | 0円 |
※1 次の場合、その区間ごとに利用クラスに応じて下記金額が適応されます。
欧州内の乗り継ぎ便に、ブリティッシュ・エアウェイズ、フィンエアー、
イベリア航空が運航するJLコードシェア便を利用する場合
最初の出発国 | ビジネスクラス | エコノミークラス |
日本 | USD 40 | USD 32 |
欧州内の金額は2ヶ月ごとに見直しの対象外となる。
旅行開始国が日本以外の場合も無料ですが、
詳しくは JALのHPの日本発以外の旅程の場合 をご覧ください。
ここまでは、まだ良いですね。
ここからが、これから修行をする方・海外旅行する予定の方は特に注意ですね。
2017年2月1日から3月31日発券分まで
一人、1区間、片道、日本発着の区間設定額
区間 | 旅行開始国が日本の場合 |
日本ー韓国・極東ロシア | 200円 |
日本ー中国・台湾・香港 | 500円 |
日本ーグアム・フィリピン・パラオ・ベトナム | 1,000円 |
日本ータイ・シンガポール・マレーシア | 1,500円 |
日本ーインドネシア・インド・スリランカ・ハワイ | 2,000円 |
日本ー北米・欧州(※1)・中東・オセアニア | 3,500円 |
※1 次の場合、その区間ごとに利用クラスに応じて下記金額が適応されます。
欧州内の乗り継ぎ便に、ブリティッシュ・エアウェイズ、フィンエアー、
イベリア航空が運航するJLコードシェア便を利用する場合
最初の出発国 | ビジネスクラス | エコノミークラス |
日本 | USD 40 | USD 32 |
欧州内の金額は2ヶ月ごとに見直しの対象外となる。
赤い字で書いた部分は、値上げで特に気になる部分ですね。
1 航空チケットに加えて、燃油特別付加運賃(燃油チャージ)を適応される
2 燃油チャージは大人・小児・幼児(座席使用のとき)に同額となるが、
座席利用しない場合は、料金がかからない。
3 特典航空券を利用する場合、適応される
4 航空チケットの払い戻しの場合、燃油チャージは全額返金される
などがかいてありました。詳細は、JALのHPのこちらをご覧ください。
航空保険特別料金
航空保険特別料金が設定される。
詳細については、以下の表を参照ください。
購入場所 | 適用額(1人1区間片道あたり) |
日本 | 300円 |
日本以外 | 3.20米国ドル |
※ カナダ・香港発着区間、ブラジル発旅程には適応されない。
詳しくはこちらのJALのHPをご覧ください。
まとめ
「燃油特別付加運賃」の運賃については
2016年4月1日から2017年1月31日発券分まで
一人、1区間、片道、日本発着の区間設定額は、無料です。
2017年2月1日から3月31日発券分まで
一人、1区間、片道、日本発着の区間設定額
区間 | 旅行開始国が日本の場合 |
日本ー韓国・極東ロシア | 200円 |
日本ー中国・台湾・香港 | 500円 |
日本ーグアム・フィリピン・パラオ・ベトナム | 1,000円 |
日本ータイ・シンガポール・マレーシア | 1,500円 |
日本ーインドネシア・インド・スリランカ・ハワイ | 2,000円 |
日本ー北米・欧州(※1)・中東・オセアニア | 3,500円 |
これは、大きな変更となりましたね。
シンガポールの往復であれば、1,500円×2=3,000円はかかりますね。
また、個人的に気になるのは、当然これですよね。
2017年4月1日以降の発券も変更になるのかどうか?です。
きっと、時期をずらして少しずつ変更していくのだろうと思います。
残念ですが、航空チケット以外にもお金がかかってくると思います。
ここまでのまとめとしては、
2017年1月31日発券分まで燃油チャージが無料ですが、
2017年2月1日から3月31日発券分まで燃油チャージで料金がかかる!
大きな出来事だと思います。
これから飛行機に乗る方は、早めの予約をしておいたほうがよいですね。
しかも、今月の1月31日までに発券しておいたほうが良いです。
あと1週間くらいしか、考える時間などがありませんが
燃油チャージがかかる前に、予約しておきましょう。
2月以降にならないと、仕事の都合などわからない!
次の休みはいつかわからない!
そんなことを急に決められないよ!っていう場合、
仕方がありませんが、燃油サーチャージはもともと支払うもの。
そう考えれば、少しは気が楽になります。
もともと、支払っていたのですから。
2016年4月以降は、燃油サーチャージが無料だったことが
たまたま去年のことで、すごかったのです。
次にまた燃油サーチャージが無料になる機会に期待しましょう!
2月以降の予約する時の条件は、みんな一緒ですしね。
細かいことを気にせず!って思うものの
本当に残念ですね。